新聞で取りあげられたPazzle !!

前々回は日本経済新聞の「私の履歴書」について3氏の記事を参照し、前回は記憶に残ったコラムを取り上げた。今回は取引先関連の記事について紹介したい。筆者は長年、海外のコールセンター用システムを国内で販売する仕事に従事してきた。 以前は主に米国の…

記憶に残る新聞コラム

前回は日本経済新聞の「私の履歴書」について、今年の8月から10月にかけて掲載された3氏の記事を参照したが、今回以降は肩が凝らないコラムで記憶に残っているものを紹介したい。先ずは私のビジネスフィールドで一番大切にしなければならない“顧客満足”につ…

私の履歴書

日本経済新聞を長年に亘り購読しているが、大体は1面の見出しをチェックしたのち、大きく引っくり返し、最終面の「私の履歴書」や「交遊抄」を見ることが習慣になっている。 「交遊抄」ではたまに存じ上げている方が執筆されたり紹介されたりするので、気に…

世界一の極薄ビル?

前回に引き続き、勤め先である京橋・銀座界隈の話になる。普段は見慣れているので何とも思わないような処で、やたらカメラのシャッター音をさせている海外からの観光客が目に留まった。 何を撮っているのか、レンズを向けている先を見てみて驚いた。ナニコレ…

大根役者 発祥の地!?

勤め先の地は京橋・銀座界隈で、江戸開府からの名残りが数多く見受けられる。かっての京橋川は今は首都高速道路の高架下になってしまったが、京橋のたもとには写真のような案内板があり、かってここには大根河岸、白魚河岸、薪河岸、竹河岸があったことが紹…

転機となった2006年 − その2 −

この年はよく出張(旅行?)していた気がする。ポートランドから帰国した翌々日には九州の製薬・通販会社を訪問させていただいた。 過去の反省をもとに、お客様に愛されるテレマーケティングの再構築を目指されている真摯な姿勢や、人々の生活を健やかに幸せ…

転機となった2006年 − その1 −

コールセンターのビジネスを始めて25年、アルファコムを起ち上げて早や18年になる。 その間いろんなエポックがあったが、振り返ってみると2006年はアルファコムにとって転機となった年だ。 [Conceptis社のメンバー;アルファコムにて] それまでは、米国Mosaix…

テレマーケティングとは !?  〜「テレ」か「マーケティング」か〜

最近の報道で総務省の次官にS井氏が就任(発令は7月31日付)と知って、昔のことを思いだした。当時は郵政省だった。 もう20年近く前になるが、1996年のある日、勤め先の電話が鳴り郵政省の業務課長からの電話とのこと。エエッと思ったが、直ぐに電話の理由が…

傘を貸してくれる銀行 !?

9.11同時多発テロ事件で崩壊したWTCの跡地に9年の歳月をかけて建てられた超高層ビル「One World Trade Center」の展望台が、一般向けに先月オープンしたようだ。 尖塔の天辺までの全長1776フィート(541m)はアメリカが独立した1776年に因んだものとか。 東…

問題会社の株主総会体験記

日本では大塚家具の“父娘対決”が世間を騒がせ、お家騒動と揶揄されているが、ワールドワイドではかってのブランド力が凋落、食の安全性や健康問題でも危惧視されているのがマクドナルドだ。昔米国に出張した時に、今日は「ゴールデン・アーチでディナーだ!…

床屋談義で学ぶCRM? パート3

今もたまにある床屋談義 …何でこんなメールが毎回来るのかな? 買ったこともないのに。 どこでメールアドレスが分かったのかなぁ …そう言えば、筆者にもまるで自分にそぐわない 通販会社からのメールがよく来る。 この会社からは簡易家具を買ったことがあり…

床屋談義で学ぶCRM? パート2

今もたまにある床屋談義 …何でこんな手紙(DM)が来たのかな? 買ったこともないのに。 某家電量販店からの便りなんて初めてのことや、と。そう言えば、ウチにも来ていたな … そんな話があって、自分にも来ていた「大切なお知らせ」を改めて引っ張り出してみ…

2014年の感謝

2014年も大変お世話になりましてありがとうございました。これまで、いろんな経験を積ませていただいたお取引先の皆様には心より感謝申し上げます。私自身のターニングポイントとなった年にはこんなことがありました。 【46年間の社会人生活】 1969年(昭和44…

床屋談義で学ぶCRM?

今はもう死語かもしれないが、おっとどっこい床屋談義はそう簡単には無くならないね。昔なら何人かの客同士がヒマに飽かして政治談議などを楽しんでいたのだろうが、今は時間を予約して来る客が殆どなので客同士で会話する機会が無いし、昔と違って近隣の知…

「なにを遺せますか」建造物 その4

毎日、神田近辺から京橋・銀座辺りまで通っているが、その道すがら気になった遺産的な建物について紹介したい。神田、江戸橋ときて、前回は改築中の明治屋のビルだったが、今回は京橋のシンボルの復活と戦前からの銀座のビルを紹介して、このシリーズを終わ…

「なにを遺せますか」建造物 その3

毎日、神田近辺から京橋・銀座辺りまで通っているが、その道すがら気になった遺産的な建物について紹介したい。 これまでは、神田の優雅な丸石ビルや江戸橋の三菱倉庫・本社ビルを紹介したが、京橋にも親しみ深い名物ビルがある。その一つが明治屋の本社だ。…

「なにを遺せますか」建造物 その2

毎日、神田近辺から京橋・銀座辺りまで通っているが、その道すがら気になった遺産的な建物について紹介したい。前回は神田の優雅な建物・丸石ビルの物語であったが、今回は江戸橋の三菱倉庫・旧本社。このビルも1930年の竣工で、戦火を免れている。 同ビルは…

「なにを遺せますか」建造物 その1

前回は、中野孝次さんの「何を遺せますか」という本に触発されて、自問自答しようとしたのだが、結局、親の形見分けという最も身近で、かつ現実にあったことを紹介することに終始してしまった。今回もごく身近なところで、日ごろ通勤時に眺めている建造物の…

「なにを遺せますか」

何か月前に、ある図書館で書籍の入れ替えに伴う除籍本を貰ってきた。 その中の1冊に中野孝次さんの「何を遺せますか」という単行本があった。15年くらい前の上梓で、彼が亡くなる数年前の作品のようだ。 “残す”ではなく、後世にまで“遺せる” ものがあります…

皮と革 −年度替わりにあたって− 

やっと暖かくなった。 春だ! 新年度だ! 新世界に乗り出すために、大人も子供も一斉に“脱皮”するシーズンになった。 脱皮し、改め、革める。 緊張感が漂う季節でもある。 そんな気分もあって、脱皮の“皮”と革新の“革”・・同じカワだが、あらためて参考書を…

初体験“クラウド・ファンディング” ―報告―

Crowd fundingで上梓された田澤由利さんの本がとどきました。安倍晋三氏推薦とのこと。 巻末に私の名前もcrowdの一人として入れてもらっています。 以下、「田澤由利のテレワーク通信」から・・ - ◇◆田澤由利著「在宅勤務が会社を救う」・1月31日発売◆◇ http…

「お・も・て・な・し」の蹉跌

2020オリンピック東京開催のニュースで沸き返った昨年9月であったが、その数ヶ月前に日本初のスモールラグジュアリーホテルと言われた「ホテル西洋・銀座」が惜しまれつつ26年の幕を下ろした。バブル時代の象徴のようなホテルであったが、一時は世界の著名人…

2020年の前に2019年がある 〜 後日譚 〜

前回(10月31日)、2020年東京オリンピックの前年にあるRugby World Cup (RWC) 2019 の日本開催に懸念ありと記している。投稿日の翌々日に控えたオールブラックスとの5回目のテストマッチが良い戦いとなり、RWC2019への不安を払拭してくれるのか・・私の希望…

2020年の前に2019年がある

「お-も-て-な-し」の2020年の前に2019年があると聞いて何を思い浮かべるだろうか。 日本では知名度が高くないが世界的なビッグイベントが東京で開催される。 それは、Rugby World Cup (RWC) 2019だ。2009年の国際ラグビー評議会(IRB)で、「Tender for Asi…

初体験“クラウド・ファンディング”― 追記 ―

8月21日に記したクラウド・ファンディングは見事に目論見成就しました。 そして、過日ワイズスタッフ/テレワークマネジメントの田澤由利さんから嬉しい便りをいただきましたので、紹介させていただきます。 - このたびは、READYFOR?上での 『誰もが働ける社…

新聞メディアの終焉?

昔は満員電車の中で夫々に工夫しながら新聞や本を読んだものだが、今は皆が一心不乱にスマホとニラメッコしている。誰も新聞を読んでいない。この10年での変りようだ。アメリカを代表する新聞社であるワシントン・ポスト紙がAmazonのベゾス氏に買収されると…

初体験“クラウド・ファンディング”

東日本大震災を機に始まった「クラウド・ファンディング」の試みが3年目に入ったとのこと。今回、私自身が初めての共同ファンディング体験をしたので、その経緯などについて紹介してみたい。これは、クラウドによるプロジェクトの資金集めの仕組みである。 …

選挙当落予想 事始め

今度の日曜日が参議院選挙の投票日だが、当落予想に大活躍しているのが電話である。 不特定の有権者に対し電話で投票意向調査が始まったのは90年の始めだった。 その時に活躍したのがプレディクティブダイヤラー(PDS)。実は、そのころPDSの販売を日本で始…

二兎物語

初回が題して「二都物語」だったので、今回も語呂合わせの 「営業・二兎物語」、そして 「コールセンター・二途物語」も …アウトバウンド・システムの販売に奔走していた1992年前後のこと・・ 訪問する多くの客先で、「ウチは電話を架けることについては、今…

二都物語

4月にマラソン爆弾テロ事件のあったボストンは、私の世代ではミニコンのハブとしての印象が強く、今でも西のシリコンバレーと並びITの「二都物語」として語られる。 1970年代から80年代にかけては、ルート128沿いにDEC、DG、WANGなどのメーカーが群立し、全…